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パン種事件

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と、少々大げさなタイトルではありますが・・

さて、翌日パン焼き器のスイッチを不本意にも途中で切断することになったため発酵が十分におこなわれなかったパン種がありました。なぜそうなったかは、なが~い物語になるため省略します。

それをどうするか?捨てるか?生かすか?
揚げてドーナッツという救済方法はどうだろう!なるほど
しかもしかも、その場ではみんなの騒ぎの中、
静かに3つ目のパンケース制作中のパンマイスターがいました。
みんな・・つまり陶芸家も主婦も子供達も
べとべとのパン種からドーナッツ1個生み出すのに、またまた大騒ぎをしていたところ


見かねたパンマイスターがさっさっさと、たちまち・・・
おいしそうなドーナッツが出来上がり!



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その後、また静かに制作が続いて、3つめのパンケースも完成。
今度のは、バケット(フランスパン)用のケース。
「これに入るバケットのサイズは・・」
「これに入る大きさのバケットを僕が焼きます」
「・・・そうだった・・」
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by atelierKANTA | 2011-07-05 04:56

はじめの一歩

だるまさんがころんだ 関西では ぼんさんがへーこいた だっけ?
の始まりが はじめのいーーーっぽ (だったよね?)
この遊び実はフランスにもドイツにもあるって知ってた?
ドイツバージョンは Der Lehrer ist an der Tafel (先生が黒板に向いた)ってもろドイツらしくそのまんまって感じ でしょ  きっと明治か大正時代日本に入ったんでしょうね 

明けおめです  このブログあっしが書くの初めて かな? まあ新年なんで 新鮮な感じでいいでしょ

昨年いくつかメモった 思い付きの言葉 年頭に掲げます

その1
どれだけ土に思いを込められるかだよなー 未完成でも納得したものは光ってる 完成していても納得していないものは曇ってる

その2
気になる器ってあるよね 
たとえば何か遠い昔を思い起こすような器 見ていてどんどん思い出の世界に行っちゃう
そんな器作れたらいいな

その3
見ていてなんかほっとする器
ほっとするのはいずれ自分が土に帰るからなのかな

その4
詩が聞こえてくるような器もいいね
あんまりおしゃべりな器はいやだけど 時々気の利いたことつぶやいてくれるような
そんな器が横にいたら一人身でもいいかな

その5
もてなし って難しい やりすぎてもだめ もちろん足りなくてもだめ ちょうどいいとこ見つけんのたーーいへん 器作りも同じ

などなど
最後はつい最近見つけた 橘曙覧(たちばなあけみ)って言う江戸時代の歌人 
万葉調の詩の中で たのしみは で始まる52首の歌集 独楽吟の中からいくつか紹介します

5  たのしみは 百日(ももか)ひねれど 成らぬ歌の ふとおもしろく 出できぬる時 
9  たのしみは 朝おきいでで きのふまで 無かりし花の 咲ける見る時
24 たのしみは 心をおかぬ 友どちと 笑いかたりて 腹をよる時
28 たのしみは とぼしきままに 人集め 酒飲め 物を食え といふ時
47 たのしみは 蝦夷(えみし)よろこぶ 世の中に 皇国(みくに)わすれぬ 人を見る時

100年たってても人間て変わってないね

というわけで 2010年の 初めの一歩 寛太が書き記しました
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by atelierKANTA | 2010-01-03 08:56

またまたへーリンゲン最後の教室、しかも窯焚き 2   

金曜日の夜から
もう土曜日の朝になっていましたね。



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この材木切断機には穴窯を試す以前、工房の直ぐ脇にある塩窯のときからお世話になっています。窯焚きをしながら薪を補充することが出来ました。












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昨日の夕方から焚き始めたといえ、一晩開けてみると煤けた顔を気遣う気力もなく、ただ腹減り熊のように







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おや!こちらでも火を起こしている人がいます。







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セッティング終了!
4月末にポーランド青少年バイオリンコンクールで娘さんが2位に輝いたO先生。おめでとうございます。




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へーリンゲン最後の窯焚き。最後の宴会。




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そして窯は我慢の時間




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本当はこれからが大事なのよね。
でも今回は時間限定で、今日中に終了です。




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窯焚き2日目も暮れてきました。




写真はS選手、Sさんの提供も混じっています。
Sさんバナナケーキもありがとうごぞいました。
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by atelierKANTA | 2009-05-06 05:55

職人の技

夏友人のペンキ屋のマイスターのところでバイトをしていました 彼から教わったプロの意識と技について皆さんにもちょっとお知らせしたくて書いて見ます 実は最近 けっこう自信なくしてるというか これじゃいかんと思ってるんで 自己反省の意味も含めて書いてます
ここに来られて 「なんだ寛太さん 書くだけでやってないじゃん と言われないかとドキドキしてます」


1、気遣い、心遣い
  使い手に不安を与えない
  使い手に不快感を与えない
  陶器なら 毒性の材料を使わないとか 口に当たる部分の処理 高台の裏の処理 臭い ゆがみ 安定感 重さ 等

2、技術の確かさ 速さ 
  材料を熟知している
  均一性 
  数をこなせる

3、長持ちする
  技術的な処理もだが丁寧な仕事は使い手の心に伝わり大事に扱ってくれる(使い手がそれを感じればと言う前提でだが)

4、独自性
  その職人ならではのもの
  陶器なら 形 色 温かみ(これも使い手の感じ方)上絵 字 等
 
工業製品では出せない職人の技 記述するのは容易いが、、、

昔建築をやっていたころ 障子を作っている指物大工と話した 俺が死んだ後でもピシッと閉まる障子が作りたい 地震が来てもピシッと閉まる障子が作りたい  そのためにはこの細い木がどうゆがんでいくか見なくちゃいけないんだ

この村の森にある60年から80年物のならの木は全部中国に輸出され建材となる ドイツの環境で育った木が 北海道ならともかく 日本全土沖縄まで中国製の家具となって出回ることも当然考えられる  

大きな壁の前に立って 苛立ちや むなしさ 意欲 夢 いろんなものが複雑に絡んで身動きが取れない


ヘーリンゲンの紅葉の森を窓越しに眺めながら 

寛太
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by atelierKANTA | 2008-10-10 19:34

パンク成長記 その3 教育について

コメに書きましたが 今日もちゃんと砂場のトイレでおしっこをしました
昨日 偶然 初めてミルクがパンクにおしっこの場所と仕方を教えたのを見たのですがですが
その前に パンクが見ていたかどうかは分かりません
今日はちゃんと前足で砂を掛けています 捨て猫もやるんで後天的に学んだとは思えませんが
何か横でくるくるのどを鳴らしながら見てるミルクが教育しているようでほほえましいです

猫のことばかり書くと怒られそうなので、、、
日本人は、いろんな分野の教育の中で ものをまねさせてて教える という手法をとります
これはたぶん農耕民族に共通してあるものと思いますが 同じ場所に定着して米を作った人々は先人の教えを真似なければ生きていけないことを自ずと知っていたのでしょう
日本は特にそれに引き続いた武家の社会の 武芸の教育法が 根強くあるように思います
右へ習い 左遷 という言葉は 横に並んだとき 右に先輩上級の者が並ぶと言うところから来ています どの武道にも型がありますがこれはけっこう新しく1500年ぐらいに流派ができたときすぐに何々の型という名前が出てきます
型から教えると 型にはめたような剣道になると言う人もいますが 最低真剣勝負に必要な知識と技は 型で教えることができます ただそこからが問題で それで勝負に勝つかどうかは別問題です この自覚がないのが日本人 型にはまっていれば安心と思うのでしょうか
ドイツ人に剣道を教えていて感じるのは 学校教育や家庭の中でけっこう早く投げ出されることを知ったいるため 型にはまらないようにする傾向にあると言うことです 悪く言えば言うこと聞きません そして序列を作りません
先生 先輩 後輩の序列を作ること これが剣道を教える上でわれわれにはある意味楽な教え方なのですがそうは行きません それはいいことなのかもしれませんが 先に繋がっていかないような気がします
日本の美術教育にも同じようなことが言えると思います
大学でいっぱしのことを言っていたやつが 結局は教授に納まっている 仕方なくではなくそれが当然のように自他共に認めている
陶芸の人間国宝なんて そういった教育的資質までその専攻の対象になるそうで そんな頂点を目指している方々はご苦労様と言うところです

ポンと飛びますが 26年もドイツに住み着いているわけの分からん陶芸家の始めた教室ですが ある意味きちっと日本で指導をされてきた魚住先生のおかげで 曲がりなりにも日本風な教室になっていることに感謝しております ここは基礎コースが終わってもすぐに投げ出すわけではございません 先輩後輩仲良く入り混じった陶芸教室を夢見ております
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by atelierKANTA | 2008-09-20 17:32

ヘーリンゲン村は海の底

ここは1億5千万年前海だった
珍しくジュラ紀の地層が3層にわたって出ていて掘ると恐竜やアンモナイトの化石が出てくる
隣町には世界的に有名な発掘所があってスレート状になった石の間からアンモナイトや魚はもちろんワニの化石が出ている
ここは一般の人にも開放していて天気のいい日息子と年2,3回は掘りに行く 恐竜はめったに出ないがアンモナイトは いや っていうほど出る
写真の黒い板がそれ
塊はこの裏山で取ったもの
といっても実は息子が一緒に山歩きして見つけたものだ
大人の視線は高すぎて岩に混じった石ころとしか見えない

発掘所でハンマーでカンカン石をたたいて薄い板状の石を開いてそこにアンモナイトをみつけると1億5千万年眠ってた貝を起こしてあげた快感があって4,5時間すぐにたってしまう

宇宙が生まれて150億年(だったっけ?)
そんな昔のことは創造できない
でも1億5千年前はこうして目で見れる

この後哺乳類は長い時間をかけて進化して 人類の出現が5,60万年前

自分が生きた55年なんて宇宙の歴史から見れば瞬きよりも短い
でもこの貝見てると 1億5千万年が自分の背中にあるようででっかい気分になる

その裏山の土を取って1年間水に寝かせて陶芸用の土を作った
初めて昨日この土を使って湯飲みを作った
自分で土を作ってみたら 陶芸家の仕事のでっかさになんか一人で感動した  b0155224_144159100.jpg
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by atelierKANTA | 2008-07-05 14:52


南ドイツシュトゥットガルトに集まる食いしん坊たちの陶芸教室です


by atelierKANTA

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